図書寮文庫

  • 書陵部所蔵資料目録・画像公開システムのうち、図書寮文庫では、平成29年10月末現在の書陵部図書寮文庫保管に関わる資料の目録情報を公開しています。
  • 目録情報は、『和漢図書分類目録』上・下・索引・増加一(宮内庁書陵部編、昭和27・同43年。以下この4冊をまとめて『和漢図書分類目録』とします)及び『書陵部紀要』彙報に掲載した情報をもとに電子化したものです。目録情報は適宜修正、更新を行っています。
  • 目録情報には、掲出資料毎に、書名・注記・編著者名・刊写情報・伝来系統(家別)・員数(点数)・函架番号・画像の有無等を記しました。以下、記載の原則はおおむね『和漢図書分類目録』に拠っています。
  • 書名は、主として内題によっていますが、外題、奥題、旧題又は異名等、特に参考とすべきものは注記欄に一名として掲げています。ただし、冠称角書の類は書名の〔 〕に入れています。
  • 『和漢図書分類目録』および『書陵部紀要』彙報所載の情報のうち、「一名」「合綴」「附」「裏(紙背)」、および内容に関するものは注記欄に記しています。
  • 叢書、合綴本等は総表題を掲出したデータと、内訳を掲出した細目データに分割しています。
  • 「書名」等が『和漢図書分類目録』に正字や異体字で掲載されている場合でも、目録情報は原則として常用漢字及び簡易慣例字体等を採用しています。ただし、次の字体は統一しました。煕熈凞→熙  また、ウェブ上で表示不可能な文字は〓に置換しています。 例:〓《片+旁》
  • 「員数」(点数)は、冊・軸・枚・通などの装訂区分を示す単位は省略しました。
  • 編著者名については実名(改名がなされた場合は、最終の実名)を記載し、実名未詳の場合は通用の人名を記載しています。また僧侶の場合は、法名を「釈」の字を冠して記載しています。ただし、実名と通用の人名が異なる場合は、利用の便を鑑み「新井君美〔新井白石〕」等と通用の人名を補っています。
  • 「函架番号」は、閲覧・複写・掲載の各種申請に必要な整理番号です。
  • 「画像」欄は、現時点では「宮内庁」「国文研」「漢籍集覧」に区分されています。「国文研」は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館のウェブサイト内「館蔵和古書・マイクロ/デジタル目録データベース」で公開されている画像に、「漢籍集覧」は「宮内庁書陵部収蔵漢籍集覧―― 書誌書影・全文影像データベース ―― 」で公開されている画像にリンクしています。
  • 『和漢図書分類目録』に記載されており、現在図書寮文庫が所蔵していない資料は、以下の通りです。

    昭和40年および平成23年 大韓民国への図書引渡しに際し、外務省に管理換したもの。

    平成23年 宮内公文書館に編入したもの。

トップに戻る

宮内公文書館

  • 書陵部所蔵資料目録・画像公開システムのうち、宮内公文書館では、明治以降の宮内省・宮内府・宮内庁が作成又は取得し、当館に移管された特定歴史公文書等の目録情報を公開しています。
    なお、この目録情報は、随時更新されます。
  • 「識別番号」及び「識別枝番号」は、利用請求等に必要となる資料番号です。
  • 「利用制限」は、資料の利用制限の状況を記載しています。全部利用・一部利用・利用不可・要審査の4種類の表記があり、全部利用・一部利用の資料については、簡便な方法による利用が可能です。要審査の資料の利用については、利用請求の手続が必要です。
    なお、「(ただし複製物)」となっているものは、原則として複製物での利用になります。
  • 「目録名称」は、原則として文書等に記載された標題に従って記載していますが、適宜括弧等で内容を補足しているほか、用字を適宜常用漢字等に改めたものがあります。
  • 「作成年」は、原則として簿冊が作成された年次を記しています。
  • 「分類」は、作成・取得の部局系統等を便宜的に整理して記載したものです。
  • 「簿冊情報」には、関連する資料情報、補足情報等を記しています。例えば、『和漢図書分類目録』上・下・索引・増加一(宮内庁書陵部編、昭和27・同43年。以下この4冊をまとめて『和漢図書分類目録』と称す)に記載の旧函架番号などが記載されています。
  • 「作成・取得部局」は、文書が作成・取得された時点の部局名です。
  • 「利用可能な複製物」は、電磁的記録媒体・モノクロマイクロフィルム・紙焼複製物などの利用可能な複製物を記載しています。
  • 「保存場所」は、資料の排架場所を記載しています。
  • 「媒体」は、紙・スライド・ネガフィルムなどの資料の媒体を記載しています。
  • 「受入方法」は、移管・引継・編入等、当館へ受け入れた際の方法を記載しています。
    なお、編入資料の中には、平成23年に当館が受け入れた『和漢図書分類目録』に登載されている資料が一部含まれています。
  • 「移管等部局課」は、移管元の部局課名です。
  • 「移管等年度」は、書陵部又は宮内公文書館が移管等を受けた年度です。
  • 「画像」は、「宮内庁」の名称が表示される場合、名称をクリックすると、画像表示ページへ移動します。
  • 資料によっては、目次情報を公開しているものがあります。目次情報については、資料詳細の画面から御確認いただけます。特定歴史公文書等に記載される目次については、常用外の漢字や旧字が多く使われていますが、公開している目次情報については、適宜常用漢字、新字に改めています。

トップに戻る

陵墓課

  • 書陵部所蔵資料目録/画像公開システムのうち、陵墓課では、これまでに刊行してきた『出土品展示目録』に掲載していた目録情報を公開しています。
  • 『出土品展示目録』として刊行したものは下記のとおりです。

    『古鏡』(昭和51年、平成4年)

    『装身具』(昭和54年)

    『武器 武具 馬具』(昭和60年)

    『埴輪Ⅰ』(平成元年)…古市古墳群を中心とした旧河内国の範囲

    『埴輪Ⅱ』(平成6年)…百舌鳥古墳群を中心とした旧和泉国の範囲

    『埴輪Ⅲ』(平成12年)…奈良盆地東縁に所在する大和古墳群と柳本古墳群

    『埴輪Ⅳ』(平成15年)…奈良盆地北縁に所在する佐紀古墳群

    『埴輪Ⅴ』(平成18年)…上記以外の地域

  • 公開に際し、目録の内容は修正し、更新しています。なお、今後も予告なく修正や更新を行うことがあります。
  • 分類検索で表示される項目は、上記の『出土品展示目録』に対応しています。
  • 「出土品名」は、研究者や機関によって異なる名称が用いられることがあります。検索の際にはご注意願います。
  • 「所蔵先別番号」及び「函棚箱別番号」は、整理番号に相当するものです。
  • 「出土地名」には、陵墓等の名称もしくは遺跡の名称を記載しています。出土遺跡が判然としないものについては、当部で伝承されている出土地名を「」付きで記載しています。
  • 「出土地名」及び「出土地住所」に付している「伝」及び「推定」の意味は下記のとおりです。
    伝… 
    これまで伝承してきた出土地情報に対して、疑念があるものに付しています。
    推定…
    これまで伝承されていた出土地ではなく、別の場所からの出土である可能性が高いと判断された場合について、推定される出土地に付しています。
  • 「時代」には、その品目が製作されたと考えられる時代を記載しています。
  • 「種類」は、掲載されていた『出土品展示目録』で分類しています。
  • 「材質」には、その品目の材質を記載しています。空欄のものは、材質を確定できないものです。
  • 「点数」は、目録上で同一項目として登載した1件あたりの点数になります。基本的には画像に写っている点数と一致しますが、複数の破片となっていても同一個体と認定して1点と記載しているもの、細片となっていて数えることができないため「一括」と記載しているものもあります。
  • 「法量」は、計測場所あるいは方向とともに、センチ単位で記載しています。同一項目に複数点登録している場合は、1点のみの数値を記載しています。この場合は、計測した個体を特定できるように、画像での位置も表記しています。
  • 「目録掲載情報」は、各項目が掲載されていた『出土品展示目録』のタイトル及び目録掲載番号を記載しています。
  • 「備考」には、その品目を資料として取り扱う上での重要と思われる事項を記載しています。

トップに戻る