ギャラリー
(R03.04.01更新)石釧 大塚陵墓参考地(奈良県北葛城郡広陵町)出土
いしくしろ おおつかりょうぼさんこうち ならけんきたかつらぎぐんこうりょうちょう しゅつど(陵墓課)
本品は「石釧」と呼ばれる,古墳時代の前半期(4世紀~5世紀前半)に見られる遺物である。形は正円に近く,直径は6.9cm。
「釧」は腕輪の古い呼び方であるので,「石釧」は,文字のとおりだと「石でできた… 続きを読む
子持勾玉 出土地不明
こもちまがたま しゅつどちふめい(陵墓課)
「玉(たま)」は,石を主要な素材としている。美しい色や輝きを放つ石が使われることも多いが,それは「玉」がもつ構成要素のひとつでしかない。
本例は,頭部を欠いているものの現存する部分の長さが約8.6㎝… 続きを読む
鳳凰形銅葉 有明古墳群(長野県安曇野市穂高有明) 出土
ほうおうがたどうよう ありあけこふんぐん ながのけんあずみのしほたかありあけ しゅつど(陵墓課)
本品は,長野県安曇野市に所在する有明古墳群(現在では穂高古墳群と呼ばれている)から出土したものだが,出土地点などの詳細は不明である。明治20年(1887)頃に宮内省によって買い上げられた。左側の個体で… 続きを読む